産後の骨盤矯正は、やっておいたほうがいいの？

妊娠中は様々なホルモンが働いて妊娠を保ったり出産にむけての準備をします。

ヒト絨毛性ゴナドトロピン（性腺刺激ホルモン）・エストロゲンとプロゲストロン（黄体ホルモン）など

特に、リラキシンは全身の関節を緩める働きがあり、赤ちゃんが出産時の骨盤を通過する時に最も分泌され、骨盤の恥骨結合という部分を広めて出産しやすくする役割をしてくれます。

しかし、リラキシンの分泌は出産後すぐに収まらず産後数ヶ月〜半年くらいの間はリラキシンの影響を受けて、骨盤だけでなく全身の関節がゆるんでいる状態が続いてしまいます。

妊娠・出産は先祖から繰り返されてきた神秘だと思います。

出産の際に産道を赤ちゃんが通り抜ける時に瞬間的に3～4㎝程度骨盤が開くと言われています。

しかし、産後そのまま骨盤が3㎝も、開きっぱなしになるという事ではありません。

ですから、産後の骨盤のゆがみは「出産」自体が悪いわけではありません。

ですが、骨盤内（産道）を赤ちゃんが潜り抜けるのですから骨盤に負担はかかります。

さらにホルモン（リラキシン）の影響で「骨盤や全身が緩んでいる」状態で周りの筋肉や靭帯に負担がかかりやすく、歪みやすい状態で抱っこや中腰姿勢によって歪みが発生するのです。

あなたの骨盤は、妊娠中からホルモンやお腹が大きくなる事で体の重心が狂い骨盤などにかなりの負担がかかっています。

そして、いよいよ何時間もかけて大仕事の出産するわけですから、産後のあなたの骨盤は疲れているのです。

当院では産後を機会に産後の骨盤矯正でお体を整え、出産から続く子育に備えて頂きたいと考えています。

特にお２人目以上の産後の方は、お1人目の時のようにゆっくり体を休ませてあげる時間のゆとりがないですから、２人目以上の産後の方はしっかりと、産後の骨盤矯正や全身のバランス整えておいた方が良いと思います。

骨盤は身体の真ん中にあり、上半身と下半身をつないでいる身体の基礎です。

出産後は、育児や家事におわれ普段の生活での姿勢などにより、ゆがんでしまいやすい状態です。
身体の基礎である骨盤が歪むことで、骨盤のゆがみを他の身体の場所でかばうために、頭痛・肩こり・腰痛・膝痛冷えなどの全身の不良が起こり易くなります。

男性に比べて女性は、妊娠や出産に備えるためのホルモンの影響で靭帯がゆるくなり筋肉に負担がかかります。

育児・家事での不良姿勢や産後の運動不足などにより、骨盤周辺の筋力が低下したり骨盤周りの靭帯に負担がかかりやすい傾向にあります。

しゅはら鍼灸整骨院では、ほんとうに痛みなく骨盤矯正が可能です。

インターネットなどで産後の骨盤矯正が受けれる時期を調べると、「産後3カ月後～」とかって記載されている事が多いようです。

しかし、現実は産後すぐや妊婦の時からも腰痛や股関節痛・むくみなどに悩んでいる方が多いです。
出産という大仕事をした後で育児・家事におわれて毎日しんどい日々だと、3カ月も待っていられませんよね。

ご安心下さい。大丈夫です。

当院の無痛産後の骨盤矯正は、本当にソフトな方法で優しく骨盤のバランスを整えていきますので、医者さんの特別な制限がない限り、産後1カ月からの来院をお勧めしています。

適応期・・・出産後１〜２４ヶ月　（最適期は、産後１〜６ヶ月）

また、産後2～３年経っていても骨盤矯正をして骨盤を整える事は可能です。

ですから産後3カ月経っていない方でも安心して産後の無痛骨盤矯正を受けて頂けます。

妊婦さんから経過を診させて頂いた方などは、産婦人科から退院した日に来院される方もおられますよ。