そもそも「生理痛」とは
そもそも生理痛とは?
生理痛(月経痛)とは、生理の1週間ほど前から生理期間中にかけて、卵巣からの女性ホルモンの作用で約一カ月の間に育った子宮内膜が子宮の収縮に伴って排泄されるために起きる様々な症状の総称です。
生理痛の症状
生理痛の症状としては
- お腹の痛み・重苦しさ・便秘・下痢
- 腰痛
- 頭痛・吐き気・肩こり
- イライラなどの気分の不安定性
- むくみ・肌荒れ
などが症状として起こります。
生理痛の一般的な原因
生理痛(月経痛)の原因としては、はっきりと解明されていないですが、妊娠の準備として子宮内で約1カ月かけて分厚くなった子宮内膜が妊娠しなかった場合にほ不必要となり体外に排出されます。
子宮内にはがれた子宮内膜や月経血が溜まると、子宮はそれを体外に押し出そうとプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。プロスタグランジンという発痛物質を分泌することで生理痛(月経痛)がおこります。生理痛(月経痛)には個人差があり、このプロスタグランジンという発痛物質が血液中を流れることで、頭痛もおこります。
これ以外にも、自律神経の乱れ・ホルモンバランスの崩れ、子宮の病気、ストレス・血流不良が関係します。
正常な生理・異常な生理
正常な生理
生理周期は約25~38日間が正常です。2~5日程度ずれていても正常です。例えば精神的なストレスで1週間ぐらいずれることもあります。生理の期間は約3~7日間です。いつもの日常生活が送れて、市販の鎮痛薬でやわらぐ程度ならそれほど問題はありません。
異常な生理
生理痛があるすべて女性が病気とゆうわけではありませんが「生理痛は当たり前」「生理中だけ我慢すればいいや」という思い込みは要注意です。
生理痛の中には子宮自体の問題の場合もありますので、生理痛があれば一度は婦人科を受診されることをお勧めします。
過多月経
経血が異常に多かったりレバーのようなかたまりが出ます。
ホルモンバランスの乱れや、子宮筋腫、子宮腺筋症などの可能性がもあります。
過少月経
生理が始まって3日以内で終わったり、2日目でほとんど経血が無い場合は無月経の前兆の可能性があります。できるだけ早く婦人科を受診してください。
頻発月経
1カ月の間に2回~3回と生理がある状態です。頻発月経はホルモンバランスの乱れなど更年期の女性に多くみられますが、生理ではなく不正出血の場合もありますので早めに婦人科を受診してください。
希発月経
生理周期が39日以上と長過ぎる場合は、無月経や不妊症との関連が疑われるため婦人科を受診してください。
病院やよくある婦人科での一般的な対処法
一般的な病院や婦人科で行われる対処法は
- 鎮痛薬
- ホルモン治療(低用量ピル)
- 漢方薬
などが処方されることが多いです。
このような対処法では改善していくケースもありますが、思うように改善していかない場合も多くあります。
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