「ジャンパー膝」とは?

「ジャンパー膝」とは?

ジャンパー膝は、バスケットボールやバレーボールなどジャンプや着地をくり返しおこなうスポーツ選手や、サッカーなどのキックやダッシュなどの走る動作を繰り返したりするスポーツに多くみられる、スポーツのやりすぎにより膝前面の痛みを主訴とする膝の障害で、別名:膝蓋腱炎・大腿四頭筋腱炎ともいわれます。

「ジャンパー膝」の原因

ジャンパー膝の原因としては、

  • オーバーユース(練習のやり過ぎ)
  • 大腿四頭筋(太もも前の筋肉)の柔軟性低下
  • 下肢のアライメント不良
  • 足にあっていないシューズ

上記のような要因があり、さらにジャンプやキック・ダッシュなどの動作を繰り返しをする事で、膝を伸ばすときに使われる大腿四頭筋、膝蓋骨、膝蓋腱、脛骨結節に過度な牽引力が加わることによって発症します。

「ジャンパー膝」の症状

  • ジャンプする際に膝のお皿の上下に痛みがある
  • 階段を上る時に痛みが出る
  • 深くしゃがめない
  • 膝をぶつけたり捻ったわけではなく徐々に痛みが出てきた

好発年齢 好発部位

好発年齢:10代のスポーツ選手で男性に多い傾向がある

好発部位

  • 膝蓋骨下部(お皿の骨)から膝蓋腱付着部が約70%
  • 膝蓋骨上部(お皿の骨)から大腿四頭筋腱付着部が約30%

 

重症度分類

Roelsらによる重症度分類

  1. 軽度 :スポーツは痛まないが、スポーツ活動後に痛む
  2. 中等度:スポーツ開始時と終了後に痛みがあるが、スポーツ活動には支障なし
  3. 重度 :スポーツ中にも痛みがあり、スポーツ活動に支障あり
  4. 最重度:腱や靱帯の断裂(手術の必要性あり)