肩こりとは?

そもそも、肩こりとは?

「肩こり」は、日本人にとても多い症状です。国民生活基礎調査(厚生労働省2008年)では、女性の1000人に123人、男性の1000人に58人もの方が肩こりを訴えてるようです。

日本で肩こりという言葉が使われたのは、夏目漱石の小説「門」で使ったのが最初らしです。肩こり(かたこり/肩凝り)とは症候名のひとつで、正式な病名ではないのです。

つまり、西洋医学では肩こりという病名がありません。
肩こりはご本人の感じ方次第なので検査やレントゲンでは診断できないために、西洋医学では肩こりというのは、診断の対象になっていないのです。

しかし、一般的な捉え方では肩こりとは、、肩周りの筋肉が硬くなる状態でしょう。肩の痛みや重だるさ首や背中、さらには頭痛までを伴い、精神的な苦痛になる事も多くあります。

肩こりの症状

  • 首から肩にかけて重い・痛い
  • 後頭部が張ってつっぱる感じがする
  • 頭を左右にまわした、前後に動作するのがつらい
  • 腕から手がしびれる
  • つい、首や肩を触りたくなる

肩こりの原因

同じ姿勢

肩こりの大きな原因に仕事中や日常的な姿勢です。
知らず知らずのうちに、あなたが普段からよくやっている姿勢というのは、
肩こりの原因になっている場合があります。

デスクワークや携帯電話(スマートフォン)、家事や細かい手仕事などによって起こります。とくに最近は、パソコンや携帯電話(スマートフォン)による肩こりが急増しています。

パソコンや携帯電話(スマートフォン)、家事や細かい手仕事などの時に、首を前に出す姿勢になってしまいます。それと同時に両肩を前に出す姿勢にもなってしまうのです。

このような姿勢を長時間続けていると、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり、肩こりを起こします。

眼精疲労

眼精疲労と肩こりは、大変関係しており、目の周りの筋肉の疲労により眼精疲労がおこると、首から肩、背中にまでの筋肉が連動的に緊張して、血行不良をおこします。時に頭痛まで引き起こすこともあります。

 
眼精疲労を溜め込まない様、日頃から眼精疲労への予防策をとることで、肩こりや頭痛はかなり防ぐ事ができます。
 

職場や自宅のパソコン周りを見直してみましょう。ディスプレイやキーボードは、正面に設置するといいですね!また、ディスプレイは、明るさを調整して眩しすぎない様にしてください。ディスプレイの角度は目の位置よりもやや下に設置します。

目線より高い位置に画面があるとまぶたが大きく開き、眼球が空気に触れる面積が大きくなり、目が乾きやすくなり負担がかかります。

長時間パソコン作業を行う時は、1時間に1回は休憩をとるようにします。休憩の時に、軽いストレッチや歩いたりして、行い凝り固まった筋肉の緊張をほぐしてあげるこで、眼労による肩こりや頭痛を防ぐことができます。

このように、簡単な対処法でも眼精疲労を防ぐことは可能です。日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ストレス

このストレスは、肩こり原因としてかない重要です。
肩こりとストレスの関係は密接に関係します。
今まで、多くの患者さんを診てきましたが、ストレスの多い人は、ほぼ肩がこっていますね。

ストレスが続くと、自律神経(交感神経と副交感神経)の交感神経の働きが優位になります。
 
自律神経のうちの交感神経は、緊張感やイライラの際に優位になり身体の反応として
体は緊張して、心臓の動きは早くなり、血圧が上がり、血管を収縮させます常に戦闘態勢の様な状態です。
ですから、肩こりの原因としてストレスは密接に関係するのです。
 
具体的には、時間に追われたり、ノルマや締め切りによる緊張感、切迫感も無意識に肩、首周りを緊張させてしまいますよね。

運動不足

習慣的に身体を動かしていないと、筋肉を動かす事がないので、血行不良をおこし、筋肉の疲労や緊張が起こりやすく、肩や首筋がこり、肩こりの発症の原因になります。

血行不良

人間の身体は、動かす事によって筋肉がポンプの働きをしてくれるので、血液循環がアップします。

ですから、運動不足は血液循環が低下するのです。血液循環が低下すると、肩や首回りの筋肉に老廃物が溜まり肩こりの原因になります。

冷え性の方は慢性的に血液循環が悪くなっていますので肩こりもおこりやすいですよ。

運動不足と筋肉緊張、筋力低下

人の筋肉は、適度に運動している時よりも、ジッと動かない時のほうが緊張してしまい硬くなります。

また、動かさないで緊張して硬くなった筋肉は筋力が低下して身体を支えにくくなります。
ですから、身体をあまり動かさずパソコンや携帯電話など長時間同じ姿勢にいると、首肩周りの筋肉の負担になりますし、普段からの運動不足は次第に首肩や全身の筋力低下をおこすので、血行不良になりやすく肩こりの原因となりますね。

病気からくる肩こり

激しくうずくような痛みや、普段の生活に支障をきたすほどの、ひどい肩こりは、他の病気が隠れている可能性があります。早い目に病院などで診察を受けてください。