40代 女性「夜中に何度も起きてしまう左肩の激しいコリと痛み」症例
患者
41歳 女性 会社員
来院日
平成31年3月20日(水)
来院動機
職場仲間の方に評判を聞いた後、ホームページを見て来院
症状
H31年3月17日自宅にて訪問整体師の方に肩こりの治療を受ける。
その際、コリがきつく出ていてしんどかったから、強めでいつもより重点的にマッサージを受ける。
翌日の3月18日夕方から急に左肩から肘にかけて激痛が出現し、左腕が上がらなくなり、安静にしていてもドクドク脈打つ様な痛みで夜も寝れない状態。
左肩の痛みがつらく、この状態を何とかしたいと思っていた時に、職場の方から当院の評判を聞き、来院される。
来院するまでの対処方法
- シップ
- 痛み止め薬
- マッサージ(強揉み)
来院してから当院での施術方法
- 全身のバランス調整
- 両肩関節アライメント調整
同時に施術した症状
首、肩こり
考察
初回検査にて左肩の挙上時の痛み顕著、自力で肘が肩の高さまで上がらない状態。
他動なら60度ぐらいまでならなんとか前方挙上可能。
ドロップアームサイン、肩関節インピンジメントテスト共に陰性、腱断裂はないと判断。
左肩は特に痛みが強く出ている為、患部には刺激をあまり入れないよう細心の注意を払いながら施術をしていく。
全身のバランス調整を行い血液循環を良くした後、左肩関節の可動域を広げるため痛みが出ないように少しずつアライメント調整を行う。
左を行った後、右側も調整する。
なぜかと言うと、一見何ともないようにみえる右肩も左肩も痛みの影響を受けている可能性がある為、確認の意味も込めて右肩関節もアライメント調整を行う。
その後、可動域確認をすると、まだ痛みはあるものの初回検査時にできなかった自動運動で自分の肘が肩の高さまで上がる様になったので本日の施術は終了。
その後、二回目の来院にて施術前にお話を聞くと、(以下、エキテン喜びの声抜粋)「翌日には嘘のように痛みが取れていました!あんなに痛くて苦しんでいたのが嘘のようで、まるで魔法をかけられたようです。」 と喜んでくださってました。
現在も再燃はなし。
現在経過観察中、症状としては左首肩のコリが残存して違和感があるとのこと。
今後の見通しとしては、コリや違和感を取るために全身のバランス調整を行っていき血液循環を良くしながら首肩関節のアライメント調整で回復できると推察される。
今回の症例では、肩こりがきつい状態で強くマッサージを受けた事により、筋腱の防御反射が起き、さらに硬くなってしまったことにより出てきた痛みではないかと推察する。
1度の施術で大きく変化が出たが、その要因として、直接患部には刺激が入らない様に、患部から離れた部分からアプローチをしていき、防御反射が起きないよう、慎重に施術をしていったからではないかと推察される。
お電話ありがとうございます、
しゅはら鍼灸整骨院でございます。